03-6869-1630
〒102-0074 東京都千代田区九段南1丁目5−6-5F
デザインリサーチの重要性
5月に開催された「RESEARCH Conference」。
弊社スタッフも参加し、すでに弊社で実施している施策や非常に共感できる内容などもありましたのでご紹介したいと思います。
1.デザインリサーチとは
デザインリサーチとは、簡潔に説明すると商品・サービスをデザインするためのリサーチ方法です。 大切なのは、対象となる人々を理解し、人々からインスピレーションを得ることだと思います。 「人々」とは誰なのか?想定ユーザーだけでなく、商品・サービスに関わる全ての人々(ステークホルダー)のこと。 デザインリサーチは顧客理解や人間理解が大切になります。弊社でも顧客理解リサーチの依頼を受けることが多いです。 企業のデザイン思考の広がりも影響し、顧客を理解しなければ新商品・新サービスは創れないという考え方が広がっているように思います。
2.プロトタイピングもリサーチ
リサーチといえば、クライアントにヒアリングをしたり、顧客やターゲット・従業員にインタビューをしたり、プロジェクトのスタート時に行われることが一般的。しかし、スタート時のリサーチだけで本当に良いのかという疑問は弊社も持っています。理想はスタート時だけでなく継続的に行うことが必要だと思います。新商品・新サービスのプロジェクトを進めながら、顧客やターゲットに受け入れられるか、ビジネスとしてうまく行くのかなど、様々な要素でリサーチを繰り返す。また試作品・試作サービスを創りリサーチするのも有効だと思います。スタート時のリサーチ結果をベースに試作をし検証する。これを数回繰り返すだけでもかなり精度はアップすると思います。
3.プロセスが明確なら立ち戻れる
日本のデザイン会社はディレクター・デザイナーの思考・思いや直感などで新商品・新サービスがデザインされるケースが多くあると思います。 弊社も同じようにデザインする案件もあります。クライアントの要望や要求、ご予算の関係でリサーチが出来ない、または不十分といったケースはあります。
海外出張にいった際、現地のデザイン会社などと意見交換などをする機会があるのですが、彼らは顧客・ターゲットの理解をしっかり行い完成までのプロセスを明確にするという考え方が多いと感じます。プロセスが明確だと前に立ち戻れると言います。進行して行くうちに違う方向に行ったり直感的になったりする可能性もあります。その際は立ち戻り、再度検証することができ、次に活かすことが可能になります。 デザインリサーチは、リサーチ情報を収集、整理・分析して質問をつくり出す。質問に対してアイデアを生み、コンセプトをつくり、絞り込んで仮説にする。そして試作し検証を行う。これらが大切になるんじゃないでしょうか。
4.クライアントの参加が重要
デザイン会社とクライアントが一緒にデザインリサーチに取り組むのは非常に重要だと思います。弊社の考えである「共に創る」に通じます。
One Teamの体制を創り取り組んでいくことが必要だと思います。
しかしデメリットもあると思います。クライアントはどうしても思い入れが強くなり、顧客・ターゲットをないがしろ的な感じになることがあります。
こうなるとデザインリサーチする意味がなくなります。顧客・ターゲット理解の重要性を重く理解しなけれればならないと思います。
「パッケージデザイン」「パンフレットデザイン」「ホームページ制作」などでお困りの企業様は、
是非「Design-lab」にお問い合わせ下さい。
親切丁寧に撮影させて頂きます。
●東京のデザイン会社「Design-lab」
Mail:info@design-lab.jp
TEL:03-6869-1630
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デザインリサーチの重要性
5月に開催された「RESEARCH Conference」。
弊社スタッフも参加し、すでに弊社で実施している施策や非常に共感できる内容などもありましたのでご紹介したいと思います。
1.デザインリサーチとは
デザインリサーチとは、簡潔に説明すると商品・サービスをデザインするためのリサーチ方法です。
大切なのは、対象となる人々を理解し、人々からインスピレーションを得ることだと思います。
「人々」とは誰なのか?想定ユーザーだけでなく、商品・サービスに関わる全ての人々(ステークホルダー)のこと。
デザインリサーチは顧客理解や人間理解が大切になります。弊社でも顧客理解リサーチの依頼を受けることが多いです。
企業のデザイン思考の広がりも影響し、顧客を理解しなければ新商品・新サービスは創れないという考え方が広がっているように思います。
2.プロトタイピングもリサーチ
リサーチといえば、クライアントにヒアリングをしたり、顧客やターゲット・従業員にインタビューをしたり、プロジェクトのスタート時に行われることが一般的。しかし、スタート時のリサーチだけで本当に良いのかという疑問は弊社も持っています。理想はスタート時だけでなく継続的に行うことが必要だと思います。新商品・新サービスのプロジェクトを進めながら、顧客やターゲットに受け入れられるか、ビジネスとしてうまく行くのかなど、様々な要素でリサーチを繰り返す。また試作品・試作サービスを創りリサーチするのも有効だと思います。スタート時のリサーチ結果をベースに試作をし検証する。これを数回繰り返すだけでもかなり精度はアップすると思います。
3.プロセスが明確なら立ち戻れる
日本のデザイン会社はディレクター・デザイナーの思考・思いや直感などで新商品・新サービスがデザインされるケースが多くあると思います。
弊社も同じようにデザインする案件もあります。クライアントの要望や要求、ご予算の関係でリサーチが出来ない、または不十分といったケースはあります。
海外出張にいった際、現地のデザイン会社などと意見交換などをする機会があるのですが、彼らは顧客・ターゲットの理解をしっかり行い完成までのプロセスを明確にするという考え方が多いと感じます。プロセスが明確だと前に立ち戻れると言います。進行して行くうちに違う方向に行ったり直感的になったりする可能性もあります。その際は立ち戻り、再度検証することができ、次に活かすことが可能になります。
デザインリサーチは、リサーチ情報を収集、整理・分析して質問をつくり出す。質問に対してアイデアを生み、コンセプトをつくり、絞り込んで仮説にする。そして試作し検証を行う。これらが大切になるんじゃないでしょうか。
4.クライアントの参加が重要
デザイン会社とクライアントが一緒にデザインリサーチに取り組むのは非常に重要だと思います。弊社の考えである「共に創る」に通じます。
One Teamの体制を創り取り組んでいくことが必要だと思います。
しかしデメリットもあると思います。クライアントはどうしても思い入れが強くなり、顧客・ターゲットをないがしろ的な感じになることがあります。
こうなるとデザインリサーチする意味がなくなります。顧客・ターゲット理解の重要性を重く理解しなけれればならないと思います。
「パッケージデザイン」「パンフレットデザイン」「ホームページ制作」などでお困りの企業様は、
是非「Design-lab」にお問い合わせ下さい。
親切丁寧に撮影させて頂きます。
●東京のデザイン会社「Design-lab」
Mail:info@design-lab.jp
TEL:03-6869-1630